コーヒーの低温保管と注意すべきこと

コーヒーの低温保管と注意すべきこと コーヒー

ホットコーヒーが美味しい季節になってきましたね。

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スイーツとコーヒーの組み合わせも抜群ですし、美味しいパンやピザとも相性は抜群です。

そんな美味しいコーヒーですが、保管方法や、その後のコーヒーの淹れ方によって味わいが大きく変わってきます。

コーヒーが劣化する要因として挙げられているのが

  • 酸素
  • 温度
  • 湿度

などがあります。

表現方法は、色々ですが、簡単に言えば、これかのことが大きく関わります。

今回は、このうち、温度(一部湿度)について語ってみたいと思います。

最後までお付き合いをよろしくお願いします。

温度による経年劣化

コーヒー豆は、温度が10℃上がれば劣化速度が2倍になると言われています。

「劣化速度が」ってことですので、豆であるか、粉であるか条件は色々てすが、2倍になってしまいます。

ということは、夏よりも冬の方が劣化を抑えることができますし、室内よりは、低温で一定の温度をキープできる冷蔵庫などの方が、劣化を抑えることができますね。

冷蔵庫保管

それでは、冷蔵庫で保管すると考えみましょう。

冷蔵庫内の温度は2℃から5℃に設定されています。

通常の室内よりは10℃以上低いことになりますね。

さらに、温度は固定されているので、朝、晩での温度上昇や下降はありません。

大きなメリットですね❗

じゃあ、冷蔵庫でいいじゃん。

と思われるかもしれませんが、やはり短所もあります。

なぜ冷蔵庫にコーヒーを入れておくとダメなのか

匂い

まず、コーヒー豆だけを保管する冷蔵庫でしたら問題はありませんが、一般家庭においてそんなことはありませんよね。

コーヒー豆の特徴の一つとして、周囲の匂いを吸収するということがあります。

コーヒー豆を冷蔵庫に入れておくと、冷蔵庫内の匂いを吸収してしまい、せっかくのコーヒーの良い香りが冷蔵庫の香りになってしまいます。

ですので、なるべく匂いを防げるような容器に入れて保管しないといけませんね。

結露

寒いところに保存しておいたものを暖かいところへ出すと、空気中の湿気が付きます。

この現象を結露といいます。

冷蔵庫から出したコーヒー豆は、冷たいままですので、室内に置くと、冷たい豆と暖かい室温で結露します。

この結露が問題ですね。

コーヒー豆は、湿気に弱く、酸化が進んでしまいます。ということは、当然、味わいが落ちます。

お湯の温度

冷たいままコーヒーを常温に戻さず、冷たいまま淹れようとすると、お湯の温度が下がってしまいます。

そうなると、どうしてもお湯の温度が下がり、思ったようにコーヒーを淹れることができません。

コーヒーの味を決める大事な要素である、お湯の温度、これが不安定になると、味わいを損ねる原因になります。

冷蔵庫に保管しておいたコーヒーを淹れるには?

それでは、どうしたら良いのでしょう?

冷蔵庫から取り出したコーヒー豆は、できれば、ゆっくりと常温に復温するため、最低でも30分くらい室内に出してください。

それも、できれば徐々に温度を戻し、結露を避けることです。

急激に温めると結露していまうかもしれませんので、ゆっくりです。

豆の温度が平常と同じ温度になれば、いつも通りコーヒーを淹れても大丈夫です。

つぎに、冷蔵庫での保管で一番注意すべきことは、匂いですね。

思ったより匂いを吸収します。

コーヒーを淹れたあとのコーヒーカス、コーヒーグラインドと言いますが、これの主な活用先は、ニオイ取りです。

ということ、コーヒーは、思ったより匂いを吸収しますので、冷蔵庫内に匂いのきついものがあれば台無しになってしまいます。

終わりに

いかがでしたでしょうか?

コーヒーの保管方法って難しいですね。

コーヒーの味わい自体は個人の好みもあるので、一概には言えません。

豆自体の劣化速度を抑えたいのであれば、やはり冷蔵庫、冷凍庫は有効であると思います。

しかし、冷えたコーヒー豆を淹れるときには、温度管理を十分にしてください。

あと、匂いの吸収を抑えるため、保管の場所にも気を使う必要がありますね。

皆さんのコーヒーライフがより良いものでありますように。

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