コーヒーの抽出方法として、色々ありますが、その中で特に味がまろやかになる抽出方法が
「水出し」という方法です。
コーヒーのお求めは👇からどうぞ!
自家焙煎珈琲と手しごとの小さなお店ティアレ tiare coffee Roaster
そこで、「水出し」コーヒーの美味しい作り方をご紹介します。
※注意 当店のコーヒー豆は、HACCP(ハザップ)に沿った衛生管理をしています。
ドリップバックのコーヒー豆は、200℃以上の温度で焙煎していますので、高温処理しております。ご家庭でアイスコーヒーなどを始め、飲食物を作られる際には、良く手を洗って、できるのであれば、消毒をしましょう。
また、使われるポットなども清潔に保ちましょう。
これからの季節、食中毒に十分注意して、美味しいコーヒーをいただきましょう!
詳しくは、厚生労働省のHPをごらんください。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/shokuhin/syokuchu/01_00008.html
水出しとは?
コーヒーは、基本的に80℃前後のお湯で抽出します。
80℃のお湯で抽出することで、コーヒーの成分がお湯に移り、お湯からコーヒーに変わります。
お湯で抽出すると、コーヒー豆とお湯が接触したときに、成分がほぼ瞬時に移ります。
しかし、低温でコーヒーを抽出すると、コーヒーの成分が移りません。
ところが、コーヒーは、低温で抽出すると、とてもまろやかになります。
ということは、水でコーヒーを淹れればまろやかになるはずです。
コーヒーの抽出原理
〇お湯の温度
淹れるためのお湯の温度が高くなると、コーヒーの抽出量が増え、濃くなります。逆に低くなると抽出量が減り、薄くなります。
〇コーヒーの粉
粉が細かくなればなるほど抽出量が増え、濃くなります。逆に粗くなるほど抽出量が減り、薄くなります。
〇お湯と粉の接触時間
お湯(水)と粉の接触時間が増えるほど抽出量が増え、濃くなります。
コーヒーの濃さ、味わいは主にこの3つが原理となります。
コーヒーの粉ですが、粉が細かくなるほどお湯(水)の浸透が悪くなり、逆にコーヒーとお湯(水)の接触を進めることはできません。
ここは注意すべきところですね。
これらの条件を考えた上で、水出しコーヒーの抽出を考えてみます。
水出しの抽出方法
まず、1番目のお湯の温度。
これは、水ですね。水ということですので、抽出量は減り、薄くなります。
次に2番目のコーヒーの粉
水という低温なので、粉については、細かくしておかないと濃さが確保できません。
最後に3番目のお湯と粉の接触時間
水という低温なので、なるべく時間を長く抽出しないと濃さが確保できません。
〇結論として
水、細かい粉、長い抽出時間ということになります。
具体的に解説
それでは、具体的に解説していきます。この写真では、小さい水出しバックとなっておりますが、分量については、水出しバック「ひやっこ」を例に解説していきます。
1 コーヒーの粉です。
通常の粉に比べて細かく挽いています。
ちょいとピントがずれていますが、ご容赦ください(^^;
2 コーヒーの粉を入れた袋をシーラーでしっかりと止めます。
3 清潔なガラス容器などに水出しバック1袋をいれます。
4 容器に水を500ml入れ、水出しバックをしっかりと水に浸けます。
5 この後、冷蔵庫に入れて約8時間抽出します。
6 8時間後
8時間を経過したところです。
コーヒー成分がしっかりと抽出できています。出来上がりは約450ml~480mlになります。
7 抽出後の水出しバック
しっかり抽出できていると、水を吸収しているので、ぷっくりと膨れています。
まとめ
水出しコーヒーは、抽出に時間がかかりますが、ゆっくり抽出することで、とてもまろやかなコーヒーができます。
例えば、夜寝る前に仕込み、朝頂く、とか、朝仕込んでおき、晩にいただくとかすれば十分美味しいコーヒーを飲むことができます。
また、水出しコーヒーは、アイスコーヒーということだけではなく、湯煎したり、電子レンジで温めることでホットコーヒーとしてもいただくことができます。
ぜひお試しください(^^♪
最後に
自家焙煎珈琲と手しごとの小さなお店ティアレでは、水出しコーヒーを作るための、
水出しバック「ひやっこ」を販売しています。
このブログの水出しコーヒーを作る方法3からお作りいただけます。
また、1つの水出しバックで約500mlのコーヒーをおつくりすることができますので、とてもリーズナブルとなっております。
ぜひ一度お試しくださいね。
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