郵便局でコーヒーの無人販売を始めるステップ1.2.3.4

郵便局でコーヒーの無人販売 コーヒー

以前に「郵便局でアートフラワーの無人販売を始めるステップ」という記事を上げていますので、よろしければそちらもあわせてご覧ください。

コーヒーのお求めは👇からどうぞ!
自家焙煎珈琲と手しごとの小さなお店ティアレ tiare coffee Roaster

アートフラワーの方を見ていない方の為に重複する部分もありますが、こちらも順を追ってステップを解説したいと思います。

郵便局で無人販売を見かけることが多々あります。

「委託販売」ではなく「無人販売」なのです。

売り場をよく見てみると集金箱やペイペイのような決済ができる物を一緒に置いてあるのがわかりますか?

郵便局の客層はそれこそ老若男女問わず幅広いです。

これならネットショップを知らない人にもアピールできるかも?

荷物を出しに来た人に待ち時間を利用して買ってもらえるかも?

試しに買ってみて気に入ったらネットショップの方を利用してもらえるかも?

いろいろな期待が膨らんだら、あとは行動あるのみです。

【無人販売をする郵便局を探そう】

まずしたことは、郵便局員さんに質問することです。

質問するなら実際に現在無人販売が行われている郵便局がいいかな?と思い探すこと5軒。

途中に寄った郵便局でも聞いてみましたが、局員さんもよくわからないようでした。

5軒目にしてようやくラックを置いて販売している郵便局を発見。

さっそくお話をうかがったところ、一番下の棚に空きがありました。

利用料は1ヶ月4400円〜1100円(面積によって違います)、月末締めなので月の途中から利用でも全額かかります。

私がうかがった郵便局は1100円でした。

ちなみにX(旧Twitter)では段ボールでできたようなラックを使っている方もいらっしゃいましたが、私が行った郵便局は局のほうで用意している棚を使用してくださいとのこと。

(後に立派なラックを用意していただけました)

郵便局によって違いがあるので、実際に行かれてみてから場所は決めたほうが良いと思います。

見た中で小さいものだと三段ボックスを利用している局もありました。

利用案内をいただいたのですが期間、利用料、金銭管理など様々な事が書かれているのでキチンと読みましょう。

特にコーヒーは食品ですので別途「食品の無人販売をご利用の皆様へ」という書類を渡されます。

【無人販売に必要な書類を揃えよう】

いただいた利用案内を見て必要な書類を揃えます。

コーヒー販売は商品ラベル画像又は価格表に屋号、住所、氏名、電話番号、メールアドレスを載せた物を提出しました。

書式は特に決まっていないとの事だったのでざっくりと「こんな物を売ります」というのがわかるようにドリップバックの写真と価格を載せてパソコンで作りました。

もうひとつ、営業許可書などの写しが必要です。

私は許可ではなく届出をしているだけでどうすればいいんだろう?と思い、保健所に行って尋ねたところ、いついつにこういう書類を出したということが記載された書類を発行してもらえました。

それを持って郵便局に行けば、申込書に記入、押印(印鑑は忘れずに持っていきましょう)、利用料を支払います。

【道具を揃えよう】

書類ができたので、あとは陳列していきます。

まず必要なのは棚サイズを測り、おける分量を把握することです。

商品をきれいに見せるための什器、商品をすべて個包装の袋に入れるとのことなので透明な袋と値札用のラベルも必要です。

だいたいのものはダイソー、セリアで揃えました。

透明な袋はネットが安いですね。

こちらはテープ付きでらくちんです。

局員さんに言われたのは名刺やショップのカード、チラシ等もご用意くださいとのこと。

ダイソーにあるカードホルダーは便利ですよ。

あとはお客様がわかりやすいようにPOPも作り、ラミネート加工しました。

ラミネーターはイベント出店するときにもよく使うので、持っておいて損はなし!です。

お金をいれる箱は鍵付きのいい大きさのものがなかなか見つからなかったので郵便局にお借りしました。

ちなみにPayPayのシールを貼り付ける土台はダイソーで買ったブックエンドです。

ちょうどサイズが良かったのと、穴があるので柱にくくりつけられるからです。

コーヒードリップバッグは見やすく取りやすいのはどんな方法か?と考えたときに段々棚のようなものがあったらいいなと思いました。

限られたスペースの縦も奥も使えると思ってダイソーで見つけたのがこちらです。

個包装のドリップバッグが縦に3個、横に2個、奥に3個ずつ入ります。

あとはそれぞれのコーヒーがどんな香りなのか試せるように試験管を用意しました。

わかりやすいようにそれぞれラベルでコーヒーの種類を書きました。

【陳列をしよう】

陳列に必要な道具を揃えたらあとは配置するだけです。

しかし、いざおいてみるとプラスチックの段々棚がつっかえてしまいました。

なんとかして収めたのがこちらです。

陳列1

見た目はスッキリとしているように見えますが詰め込みすぎて取りにくいのが難点でした。

加えて下段なので覗き込まないと何が置いてあるのか分かりづらいです。

なのでPOPを作り、前面の下の方につけたり工夫をしてみました。

その後、郵便局さんのご厚意で立派な陳列棚を用意していただき、このようなレイアウトになりました。

陳列2

劇的に見やすい&取りやすい!に変わり売上も伸びました。

用意していただきありがとうございます。

香りの試験管も長いタイプに変更してみました。

【まとめ】

コーヒーは食品で賞味期限もあるものなので半月に一度在庫の入れ替えをしに行きます。

お金の集金は在庫補充の時、もしくは月末に回収しています。

PayPay払いはされた瞬間に自分の携帯にお知らせが来るので便利ですし嬉しいですね。

もう少し郵便局の数を増やしてみようかな?と思ったので局員さんに調べてもらいました。

意外と近くに無人販売をしている郵便局があったことにビックリ。

他の局に申し込むときは最初に手続きをした局に言えば書類等も用意してくださるそうです。

ありがたや~。

最初は年末年始があったので3ヶ月の申し込み、その後は2ヶ月更新にしています。

更新は用意された書類にサインして印鑑を捺して利用料を払うだけなので楽ちんです。

いかがですか?

イベント等にはスケジュールの都合で出られない方も無人販売ならしやすいのではないでしょうか?

この記事が少しでも参考になれば嬉しいです。

こんな風にやってるよ等のコメントをいただけたら嬉しいです。

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