アートフラワーでカトレアを作る時に知っておくべき構造

カトレアの花の構造ってどうなってるの? アートフラワー

【カトレアとは】

カトレアの布花

カトレアの花は華やかさにおいては薔薇と肩を並べる存在ですね。

盛んに交配が行われて品種が豊富なカトレアは、花色のバリエーションも豊富で、豪華な花が多いので、「ランの女王」と呼ばれています。

カトレアの花はお祝い事、切り花やコサージュで楽しむことも多い花です。

カトレアは花言葉も素敵ですよ。

「魅惑的」「優美」「成熟した大人の女性」だそうです。

そんなカトレアに限らず蘭の仲間はどれも独特な構造をしていると思いませんか?

私は初めてカトレアを作るときにその構造を覚えるのが大変でした。

なんせ高価なので、分解してフムフムというわけにはいきませんからね。

道端でなくても花屋さんで気軽に買える花なら楽なんですが。

先生に紙に書いてもらって、自分で型紙を配置して覚えました。

【パーツ】

主なパーツを型紙を使ってご紹介します。

①リップ→ ランの花弁の内、特殊な形に変化したもののことです。唇弁(しんべん)ともいいます。

カトレアの型紙1

② ペタル →ペタルも花弁です。リップ以外の花弁をペタルと呼びます。

カトレアの型紙2

③ セパル→ 花の構造上は花弁ではなく、萼片(がくへん)になります。花弁の後ろ側に3枚あります。

カトレアの型紙3

ここからバルブといわれる茎と葉がつきますが、今回は使いません。

いかがでしょうか?

いわゆる薔薇やマーガレットとは全く違うことがお分かり頂けたでしょうか。

【まとめ】

カトレアのコサージュ

コサージュだとこんな感じです。

下の白い花は「デンドロビューム」です。

本来のデンドロビュームは白×グリーンの組み合わせはなかったと思います。

しかしカトレアの華やかさを際立たせる添え花にするにあたって大人しい色味にしました。

カトレアと同じ構造を究極的に簡素化したもので、ペタルとセパルを1枚で形を五角形にして布を裁っています。

わかりにくいですが、セパルは少し細めにしてペタルとの違いをだしています。

蘭の仲間の「胡蝶蘭」は白く凛とした佇まいが美しいです。

新店舗オープンの時に植木鉢で贈られるイメージが強いですね。

ですが、私はあの丸みの中にある凛とした雰囲気が好きなので、ウェディングブーケにしたいなぁなんて思っています。

「バンダ」は紫が鮮やかな豪華な蘭です。

ほかにも「オンシジューム」も小ぶりでかわいらしいですね。

まだまだつくっていない蘭の花はたくさんあります。

少しずつ作って公開していきたいと思います。

こんな蘭がありますよっていうコメントいただければ嬉しいです。

せっせと製作に励むありんこでした~。

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