アートフラワーの硬化剤を使うタイミングが2回の理由

硬化剤はいつ使うのが正解か? 道具

【アートフラワー硬化剤なぜ使うの】

硬化剤

アートフラワーは布で作られた花なので、外気の影響を受けます。

湿気、温度、衝撃などなど。

特に湿気による影響が大きくて、しっかりとコテを当てていても取れてしまうことが多々ありますね。

ある程度の緩やかな取れ方は、それはそれで味があると思います。

しかし丸みのあるものが平らにすぐになってしまったのでは楽しむヒマもありません。

そうならないように、アートフラワーの製作の仕上げに使われるのが硬化剤です

【この硬化剤を使います】

ありんこの愛用品は「ネオ・ルシール」という、松村工芸株式会社から販売されている硬化剤です。

アートフラワーに限らず用途は

・アートフラワーの型くずれ防止

・ドライフラワーの保護

・胡蝶蘭の花落ち防止

とありますので、色々使えそうですね。

ではどうやって使うのでしょうか?

こちらはスプレータイプになっているのですが、硬化剤というだけあって「のり」が出てきます。

カチコチになるほどでもないのですが、手指に触れると落とすのはお湯と石鹸が必要でした。

なので、ビニール手袋などをすることと下に新聞紙などを敷くことをお勧めします。

【使うのはどのタイミング?】

使うタイミングはいつでしょうか?

みなさんが想像するのは、全部組み上がって仕上げに〜なのではないでしょうか?

硬化剤を使っているところ

もちろんこれは正解です◎

コツは正面からだけではなくて、裏側からもするということ。

特に薔薇のヘリ返しは念入りに。

今回は撮影のために下に何も敷かずに至近距離にしていますが、20〜30センチくらい離して作品を手に持って宙に上げて使ったほうが、全体に行き渡りやすいです。

しかし、ここに行くまでにもうひとつのスプレー時間(?)があります。

それはパーツごとにコテを当てた後です!

花びら

このようにまだコテを当てただけでペップも付いていない時ですね。

何故このタイミング?と思われる方もいらっしゃるかもしれません。

しかし今からペップを通したり茎布を巻いたり組み上げたりで、何回も花弁に手指が触れます。

その度に体温や湿気で丸みが少しずつ取れてしまいますね。

ですので、触る前に1度硬化剤をかけてから作業していったほうがよいのです。

その上でさきほど述べた通り、仕上げに正面、裏からもかけます。

こうするとかなりコテの持ちが良くなりますよ。

注意点→

ネオ・ルシール以外は使ったことがないのですが、吸い込むと有害なので使う時は換気を必ずしてください。

私は屋外で使用しています。

【まとめ】

いかがでしょうか?

硬化剤の使うタイミングは2回とおぼえておきましょう。

あと、上記にも書きましたが手袋は必ずしてから使用しましょう。

爪についたら本当に落とすの大変です。

冬の寒い時はつらいですが、火気厳禁なのでストーブの前で使うのはやめましょうね。

こんな硬化剤おすすめ!というご意見がありましたらコメントいただけると嬉しいです。

ありんこでした~。

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