ミルの掃除をしていますか?
電動であれ、手動であれミルを使っていると、必ず内部にコーヒー豆のカケラが残ってきます。
このカケラと言うか、破片を放置すると、故障の原因となりますので、掃除が必要です。
実際に分解して掃除をしました。ミルの掃除のやり方の参考にしてください。
今回掃除するミルは…
私が所有している、ボンマックコーヒーミルレッドBM-250N です。
仕様
- ブランド:ラッキーコーヒーマシン
- サイズ:横120mm×縦270㎜×高さ360㎜
- 重量:3kg.
- ホッパー容量:200g
- 素材:鋳物、プラスチック
掃除の内容
ミルの内部を開放し、コニカルカッターや部品を掃除します。
各部に残っているカケラや、付着しているコーヒー粉の固着物を綺麗にします。
必要な物
- 六角レンチ
- 布
- 竹串等
- ハケ
作業開始
まず、正面の調節ダイヤルの両端についているネジを外します。
黄色い丸印のところ、六角レンチで緩めていきます。この時、内部にバネがありますので、外したとたんに前へ飛び出てくる恐れがありますので、注意してください。
慌てると、部品を落としてしまうことになります。
外したところです。このように2枚のカッターの表面が見えます。この段階で、ハケを使ってざっと内部の粉を掃除します。
ですが、よく注意しておかないといけないのが中心部で、
このように供回り防止用のピンが刺さっています。
内部にバネが仕込まれていることから、慌てて表面のカッターを取り除こうとすると、ピンが飛び出してどこかへ行ってしまいます。
表面のカッターを取り外したところ。
下に穴が開いているのがわかると思います。この部分から挽かれたコーヒー豆が粉受けに落ちていきます。
この穴の部分の周辺にコーヒー粉やカケラが溜まりやすいので、ハケで丁寧に掃除していきます。
コニカルカッターの裏側も忘れないように掃除してください。
コニカル式のカッターがあるのがわかりますね。
取り外したダイヤルの裏面とコニカルカッターの裏面です。
ここもよくコーヒーの粉がこびりついていますので、ハケで落とした後、布や竹串で回りを傷つけないように丁寧に掃除してください。
豆の投入口です。ホッパーが取り付けられているところです。
こちらは、深入り豆で油分が出ている豆を多く使っていると、油分が付着している場合もありますので、食用アルコールなどで除去して粉を綺麗に取り除いてください。
ホッパーを取り付けたところ。内部は綺麗に見えますが、乾いた布などで掃除することをお勧めします。
また、プラスチック製ですので、洗剤でコーヒー油を落とすのもいいですね。
洗った後は、きちんと乾かしてから取り付けるようにしてください。
粉受けはプラスチックでできています。
静電気により、粉が飛び散ることが多いので、私は、ステンレス製のTHERMOSを使ってます。
事項では、静電気の事を書きたいと思います。
静電気について
コーヒーミルはコーヒー豆を粉砕するものですから、どうしても、静電気は発生します。
焙煎が深い豆になればなるほど豆の水分が少なくなり、静電気が多く発生します。
また、空気が乾燥する季節になればなるほど、静電気は発生します。
自然界に住むものとして、静電気が発生することは、仕方のないことで、粉が全く飛び散らないことはありえないことですよね。
その対策として、サーモスなどの金属製で電気をよく通す受缶?を使って、豆を挽いているときは持って体から電気を流すようにすれば、ある程度飛び散りは防ぐことができます。
でも完璧ではありません。
その時は!掃除すればいいじゃないですか。
わずかな時間をコーヒー器具と語らいませんか?
最後に
取扱説明書によれば、2か月に一度内部の清掃をしてください、と書いてあります。
長く使っていくために、定期的なメンテナンスは必要不可欠ですね。
それに、愛情もって使っていけば、コーヒーの味もぐんとよくなるはずです!
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