数あるコーヒーの中から、私が美味しそうと思ったコーヒーを実際に飲んで体験談を語ります。
今回は、エチオピア ゲレナ農園のゲイシャ種G3です。
コーヒーにおいて、ゲイシャ種といえば、原種で希少なコーヒーの一つとされています。
この希少なコーヒーの味はどんなものか。
ゲイシャ種とはどんなものか。
どんな焙煎や挽き方がいいのか。
最後までごらんいただけると、一つの解答がでるかもしれません。
それでは、【コーヒー飲んでみた】シリーズ、いってみましょう!
ゲイシャ種
ゲイシャ種ですが、アラビカ種から派生した、コーヒーの原種に近い品種です。
エチオピアが起源の原生品種で、収穫量はとても少ない貴重な豆です。
しかし、G2、G3となると比較的安価で生豆を買うことができます。
「G」はグレードといって、エチオピアでは、豆の欠点数によって分けられています。
すなわち、G3は欠点数が20個くらいある豆ということになります。
でも、家庭で焙煎して飲むのであれば、そんなに気にすることもないし、安価で楽しめるのであれば、コーヒー好きとしてこんなに嬉しいことはないですね!
実際に見てみましょう
エチオピアゲレナ農園ゲイシャ種の生豆です。
欠点数が多いとはいえ、見る限り家庭で飲む分には十分ないい豆です。
大きさは、一粒だいたい9mmってとこですね。
焙煎後
今回の焙煎は、シティーローストで行いました。
いい感じに焙煎できています。
焙煎後はだいたい1.2mmくらいですね。
焙煎すると、ほとんどの豆が大きく膨らむのですが、この豆はあまり大きく膨らみませんでした。
では、実際に飲んでみます
実際に入れて飲んでみました。
焙煎度は、シティローストです。豆の色もチョコレート色、小さいながらもふっくらとしていい出来です。
香りは、南国の花々の香りと、柑橘系の華やかな香りが口いっぱいに広がりました。
コクについては、程よくあり、決して嫌な感じのコクではありません。
苦みは抑え目ですが、しっかりとした苦みは感じられます。
苦いのがコーヒーだ!という方にはおすすめできないかもしれませんが、いろいろな方に喜んでいただけるコーヒーです。
焙煎度ですが、私的には、このシティーローストが一番のおすすめです。
香りとコクと苦みのバランスがよく、それぞれ独立して感じることができます。
ただ、結構万能な豆らしく、香りを楽しむ、お茶系が好きな方は、もう少し浅めのハイローストです。
ある程度コーヒーに入り込んだ方には、シティ~フルシティ直前くらいがいいと思います。
フルシティローストまで行ってしまうと、苦みが嫌な感じに受け取ってしまうかもしれません。
豆の挽き具合は、シティローストであれば、細挽~中挽の間、ハイローストであれば中挽がいいと思います。
ですが、コーヒーは嗜好品ですので、飲む方の好みに合った飲み方が一番かと思います。
あなたにとって一番いい状態のコーヒーを探してみてくださいね。
おわりに
いかがでしたでしょうか。
コーヒーは嗜好品ですので、人それぞれの好みがあり、楽しみ方があります。
当然、苦いのが好きという方や、香りを楽しみたい、甘いスイーツと合わせたい、色々あります。
ぜひこのコーヒーを一度お飲みいただき、自分の好きなコーヒータイムを見つけてください。
色々焙煎度の事を言いましたが、焙煎度について、もっとよく知ってみたい方は、こちらのブログに書いていますので、ご覧ください。
また、焙煎時に必要なハンドピックについては、こちらで詳しく解説していますので、ハンドピックってなに?って方もぜひご覧ください。
ハンドピックって知ってますか?説明とやり方と取り除くべき豆を紹介
UCC博物館の体験記。こちらもオススメ。
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