
バラはその美しさから「花の女王」と呼ばれ、世界中で愛されている花。
でも実は、数万もの品種が存在し、系統や咲き方もさまざま。
この記事では、バラの種類をわかりやすく分類し、それぞれの特徴と代表品種をまとめました。
これからバラを育ててみたい方、品種を選びたい方はぜひ参考にしてください!
1. バラの系統による分類
オールドローズ(Old Rose)
- 1867年以前に作られた歴史ある品種群
- 強い香りや耐病性に優れる
- 一季咲きが多い(春のみ咲く)
代表品種:ロサ・ダマスケナ、ロサ・ガリカ
モダンローズ(Modern Rose)
- 1867年以降に作られた現代的な品種
- 四季咲きや多彩な色が特徴
- 現代の主流バラ
代表品種:ピース、ブルームーン、ピエール・ドゥ・ロンサール
イングリッシュローズ(English Rose)
- オールドローズとモダンローズのハイブリッド
- 香り・咲き方・色すべてに優れた人気系統
- デビッド・オースチン社が代表的
代表品種:グラハム・トーマス、ウィリアム・シェイクスピア2000
ミニチュアローズ(Miniature Rose)
- 全体が小型で鉢植えや室内向き
- 四季咲きで手軽に楽しめる
代表品種:リトルアーチスト、ミニモ
2. 咲き方による分類
咲き方 | 特徴 |
---|---|
一季咲き | 春の一度だけ開花(オールドローズに多い) |
四季咲き | 春〜秋まで繰り返し咲く(モダンローズに多い) |
返り咲き | 春の後にもう一度咲く可能性がある |
バラ初心者には「四季咲き」がおすすめ!
3. 樹形による分類
木立ち性(ブッシュローズ)
- 自立して咲く低〜中型の品種
- 庭植え・鉢植えに向く
代表品種:クィーン・エリザベス、ブルームーン
つる性(クライミングローズ)
- 長い枝をアーチやフェンスに誘引して育てる
- ダイナミックな演出が可能
代表品種:ピエール・ドゥ・ロンサール、アンジェラ
半つる性(シュラブローズ)
- ブッシュとつるの中間。広がる樹形
- ナチュラルガーデンに最適
代表品種:ボレロ、バフ・ビューティー
4. バラ選びのポイント
✅ 咲き方 → 四季咲きなら長く楽しめる
✅ 樹形 → 鉢・庭・フェンス…用途に合わせて
✅ 香り重視 → オールドローズ・イングリッシュローズ系がおすすめ
✅ 色合い → 赤は情熱的、白は清楚、ピンクは優雅
5. まとめ|自分好みのバラを見つけよう!
バラには驚くほど多くの種類があり、育て方や見せ方も多彩です。
あなたの暮らしやお庭にぴったりのバラを見つけて、花のある時間を楽しみましょう
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