【花の色と色相環】色彩の輪から楽しむ配色術

アートフラワー

春の桜、初夏の紫陽花、秋のコスモス……季節を彩る花々は、それぞれ異なる色を持ち、見る人の心を癒してくれます。

でも、「花の色の組み合わせ」にもルールがあることをご存知ですか?

今回は、色の基本である**色相環(しきそうかん)**を使って、花の配色センスをアップさせる方法をご紹介します。


自家焙煎珈琲と手しごとの小さなお店ティアレと申します。気軽に「ティアレ」とお呼びください。
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また、アートフラワーを中心としたハンドメイドもやってます。
自家焙煎珈琲と手しごとの小さなお店ティアレ

 色相環とは?花選びにも使える色の地図

色相環とは、色相(色み)を円形に並べた図のことで、色と色の関係性を一目で見られる便利なツールです。

▶ 12色相環の基本色(例)

  • 赤(例:バラ、チューリップ)
  • 橙(例:マリーゴールド、ナスタチウム)
  • 黄(例:ヒマワリ、パンジー)
  • 緑(葉や実など)
  • 青(例:ネモフィラ、デルフィニウム)
  • 紫(例:藤、ラベンダー)

 色相環で楽しむ花の配色テクニック

① 類似色でまとめる|統一感のある癒し空間に

色相環で隣り合う色を組み合わせると、自然で落ち着いた印象に。

  • 藤(青紫)+ラベンダー(紫)+アジサイ(青紫〜青)

→ 春から初夏にかけて、爽やかなブルー系ブーケが完成!


② 補色でアクセント|目を引くドラマチックに

色相環の**正反対にある色(補色)**を使うと、パッと目を引く印象に。

  • 赤いダリア × 緑の葉
  • 紫のクレマチス × 黄色のビオラ

→ 補色同士はお互いを引き立て合う、コントラストの美を演出!


③ トライアド(三角配色)|華やかでバランスをとる

色相環上で正三角形になる3色を選ぶと、カラフルで調和の取れた印象に。

  • 赤(バラ)+黄(キンセンカ)+青(ネモフィラ)

→ 多色使いでもごちゃつかず、バランス良くカラフルに!


 色相環を意識したおすすめ花の組み合わせ

配色パターン使用例印象
類似色桜(薄紅)+チューリップ(赤)+バラ(濃紅)やわらかで統一感
補色紫陽花(青紫)+ヒマワリ(黄)鮮やかで目を引く
トライアドサルビア(赤)+パンジー(黄)+ラベンダー(青紫)華やかでバランス◎

 まとめ|色相環で、花選びがもっと楽しくなる

色相環は難しい理論ではなく、色を楽しむためのガイドです。アレンジのときにちょっと意識するだけで、驚くほどセンスアップします。

  • 同系色で落ち着いた空間を
  • 補色でアクセントを
  • トライアドで華やかに

色の力を借りて、あなただけの美しい花空間をデザインしてみてくださいね

プロフィール
この記事を書いた人
ありさんと ありんこ

コーヒー大好きなありさんとありんこが
コーヒーと自家焙煎珈琲の魅力をゆるーく紹介します。
たまにコーヒー店めぐりをしたり。
手しごとは
ありんこがアートフラワーの魅力を
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それぞれ紹介する
そんなブログです。

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