コーヒーを楽しむ場所といえば「家」と「カフェ」。
どちらで飲まれることが多いのでしょうか?
この記事では、**家庭 vs カフェ(業務用)**でのコーヒー消費の割合を、世界・日本・各国の比較とともに、詳しくご紹介します。
📊 世界のコーヒーはどこで飲まれている?
🌍 世界全体(2023/24年度 推定)
消費区分 | 割合(目安) |
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家庭での消費 | 約70〜75% |
カフェ・レストラン・職場など | 約25〜30% |
つまり、世界で飲まれるコーヒーの7割以上は家庭で淹れられているということ。
最近では在宅時間の増加や、自宅でのコーヒー体験を重視する人が増え、家庭用比率はさらに高まっています。
日本:コーヒーは“家カフェ”が主流
日本ではコーヒーの**約75〜80%**が家庭で飲まれています。
🔹 主な家庭用コーヒーのスタイル
- ドリップバッグ・レギュラーコーヒー
- インスタントコーヒー
- カプセル式コーヒーマシン(例:ネスプレッソ、UCCなど)
- ハンドドリップやサイフォンなど手淹れ
🔹 業務用コーヒーの主なシーン
- カフェや喫茶店(スターバックス・ドトールなど)
- レストラン・ホテル
- コンビニコーヒー(セブン・ファミマなど)
- 職場・会議室での提供
※特に2020年以降は、コロナの影響で「家カフェ」需要が急増し、
カフェより自宅で飲むスタイルが圧倒的多数となりました。
各国の事情|カフェ文化の影響も大きい!
🇺🇸 アメリカ
家庭用 | 約60〜65% |
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業務用 | 約35〜40% |
- スタバ文化や外出時の“テイクアウトコーヒー”が定着しており、カフェ比率は高め。
- 一方で、ドリップマシンが普及しており、自宅での朝コーヒーも習慣に。
🇮🇹 イタリア
家庭用 | 約50〜60% |
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業務用 | 約40〜50% |
- エスプレッソ文化の本場。
- 家ではモカポット、外では「バール」での一杯が習慣化。
🇫🇮 フィンランド
家庭用 | 約85%以上 |
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業務用 | 約15%未満 |
- 世界一の1人あたり消費量。
- 毎日の「フィーカ(コーヒー休憩)」はほぼ家庭や職場で行われるため、カフェ文化は控えめ。
🧁 家カフェ派が増えている理由とは?
理由 | 説明 |
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① コスト面 | 自宅で淹れる方が1杯あたりの価格が安い(10〜30円前後) |
② 器具の進化 | コーヒーメーカーやカプセルマシンの高性能化で手軽にプロの味 |
③ コロナ以降の影響 | 外出自粛・リモートワークによる在宅時間の増加 |
④ SNS映え | インテリアと合わせた「おうちカフェ」が人気に |
⑤ 自分のペース | 淹れる・飲む・癒される、全てを自分のタイミングで楽しめる |
📝 まとめ
- 世界全体で見ると、約7割のコーヒーが家庭で消費されている
- 日本ではその割合がさらに高く、約8割が“家カフェ”スタイル
- 国によってカフェ文化の浸透度に違いあり(イタリアやアメリカはカフェ比率高め)
- 家庭用の設備とライフスタイルの変化により、“家で本格的に楽しむコーヒー”が主流になりつつある
💬 ティアレちゃんのひとこと♪
「私はおうちでゆっくりハンドドリップ派だけど、たまに行くカフェで新しい味に出会うのも大好き♪ どっちもコーヒー時間の大切な一部だよね☕✨」
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