コーヒー好きなら一度は気になる「世界でどれくらいのコーヒーが生産されているの?」という疑問。
今回は、国際的な統計をもとに、2025年最新のコーヒー生産量についてわかりやすく解説します!
☕ 年間のコーヒー生産量は約1,000万トン!
2023/24年度(国際コーヒー機関ICOのデータ)によると、世界のコーヒー生産量は…
約1億7,800万袋(60kg/袋)=約1,068万トン
この量は、世界中で毎日飲まれているコーヒーを支える、ものすごい生産量です。ちなみに1袋は日本でよく見かける麻袋のようなもので、60kgが国際基準となっています。
🌱 アラビカ種とロブスタ種の割合は?
世界の生産量を大きく2つに分けると、
- アラビカ種:約57%
- ロブスタ種:約43%
アラビカは風味豊かでスペシャルティコーヒーにも多用され、ロブスタはカフェインが多く、インスタントやエスプレッソ向けに使われることが多い豆です。
🗺 世界の生産地域とトップ5の国
🌎 地域別の生産割合(2023/24)
- 南アメリカ:50%(主にブラジル)
- アジア・オセアニア:28%(ベトナム、インドネシアなど)
- アフリカ:11%(エチオピア、ウガンダなど)
- 中米・カリブ:10%(ホンジュラス、グアテマラなど)
🏆 生産量が多い上位5カ国
順位 | 国名 | 生産量(60kg袋) | 世界シェア |
---|---|---|---|
1位 | ブラジル | 約6,640万袋 | 約38% |
2位 | ベトナム | 約3,010万袋 | 約17% |
3位 | コロンビア | 約1,290万袋 | 約7% |
4位 | インドネシア | 約1,090万袋 | 約6% |
5位 | エチオピア | 約836万袋 | 約5% |
ブラジルが圧倒的なトップで、長年にわたって世界最大のコーヒー生産国として君臨しています。
📈 生産量はこれからどうなる?
国際的な予測によると、**2025/26年度にはさらに生産が増え、1億7,870万袋(約1,072万トン)**に達する見込みです。
しかし、気候変動や農園の高齢化、病害虫の影響で、安定した供給には課題もあります。
特に2024年にはブラジルやベトナムで干ばつの影響も報告されており、価格や品質への影響が懸念されています。
📝 まとめ
- 世界のコーヒー生産量は年間約1,000万トン以上
- アラビカとロブスタの2種が主流
- 生産量トップ国はブラジル、ベトナム、コロンビア
- 今後も生産は増加傾向だが、気候リスクにも注目
💬 ティアレちゃんのひとこと♪
「世界中のコーヒー農家さんのおかげで、私たちは毎日おいしいコーヒーが飲めるんだね♪ 感謝の気持ちを込めて、1杯ずつ大切に楽しもう☕」
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