こんにちは、「ティアレ」です。
今回は、コーヒーの美味しさに深く関わる「コーヒーオイル」についてご紹介します。
「オイル感って、何?」「どうやって抽出すればいいの?」と疑問に思った方へ、
仕組みとおすすめの抽出方法まで、分かりやすく解説していきます
コーヒーオイルとは?
コーヒーオイルとは、焙煎されたコーヒー豆に含まれる**天然の脂質(油分)**のこと。
豆の重量の約10〜15%がこの油分で、焙煎によって徐々に豆の表面に現れてきます。
コーヒーオイルの役割
働き | 内容 |
---|---|
香りの保持 | アロマ成分が油に溶け込むことで、香りが豊かになる |
コク・深み | 舌触りがなめらかになり、余韻が長く続く |
ボディ感 | コーヒーの「重厚さ」や「丸み」を感じさせる要素 |
オイルが多くなる条件
- 深煎り豆:焙煎が進むほどオイルが表面に出やすい
- ナチュラル精製:果肉を残した乾燥方法でオイル感がより残る
- 高品質な豆:脂質バランスが豊かで、焙煎時にオイルも引き出されやすい
オイル感を活かすなら「抽出方法」がカギ!
コーヒーオイルの“まろやかさ”や“コク”を感じたいなら、どの抽出器具を使うかが重要です。
☕ オイル感を楽しむおすすめ抽出法【4選】
① フレンチプレス(オイル感最強!)
- 金属メッシュフィルターで、オイルをそのまま抽出
- まったりとした重厚な味わいに
- 豆本来の個性がそのまま感じられる
🔧 粗挽きで4分、ゆっくり抽出がおすすめ!
② ネルドリップ(やわらか&オイリー)
- フェルト状の布がオイルをほどよく通す
- なめらかで口当たりが優しく、上品な風味に
- 熟練者に人気の抽出法
🔧 ネルの保管とメンテナンスは要注意。常に清潔に。
③ サイフォン(金属フィルター使用時)
- 通常は布フィルターでオイル感控えめだが、
- 金属フィルターに変えると香味とオイルが立体的に広がる
- 見た目も楽しめて、香り重視の人におすすめ
④ エアロプレス(+金属フィルター)
- ペーパーだとすっきり系だが、金属フィルター使用でオイル感アップ
- 高圧抽出で濃厚な一杯が完成
- キャンプや出張先にも便利
オイル感が少なくなる抽出法
抽出方法 | 特徴 |
---|---|
ペーパードリップ(ハリオ・カリタなど) | ペーパーが油分を吸着し、すっきりした味わいに |
一部のコーヒーメーカー | ペーパーフィルター搭載でオイル感は控えめ |
どんな豆がオイル感を楽しみやすい?
豆の名前 | 焙煎度 | 特徴 |
---|---|---|
マンデリン | 深煎り | コクと苦味、重厚感にオイルがマッチ |
コロンビア・スプレモ | 中深〜深煎り | 華やか+オイルの複雑な香りが魅力 |
ブラジル・ナチュラル | 中深〜深煎り | ナッツ香とまろやかな油分のバランスが◎ |
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まとめ
コーヒーオイルは、コーヒーの香り・コク・余韻を生み出す大切な要素です。
抽出方法によってオイル感の出方は大きく変わります。
ぜひ、お好みの器具で“オイルのある味わい”を体験してみてくださいね。
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