最近、アートフラワー制作に欠かせない「資材」が以前より高くなったと感じていませんか?
実際、2024年後半から2025年にかけて、造花資材や道具の価格が全国的に上昇しています。
本記事では、アートフラワー資材の値上がりの原因と、今からできる対策をまとめてご紹介します。
アートフラワー資材が値上がりしている主な理由
✅ 原材料費の高騰
アートフラワーに使われる布、ワイヤー、接着剤などの原材料が世界的に値上がりしています。
とくに、染色に適した布地や特殊な糊材などは入手コストが高騰しています。
✅ エネルギー・物流コストの上昇
電気・ガスなどのエネルギー価格、そして輸送費(とくに海外からの輸入品)も大きく影響。
製品コスト全体が押し上げられています。
✅ 為替の影響(円安)
円安傾向が続くことで、海外からの輸入資材の価格が割高になり、価格転嫁が進んでいます。
✅ 人件費の上昇
製造・管理・流通に関わる人件費が上がり、これも資材価格に反映されています。
実際の価格改定例(2024〜2025)
以下のようなメーカーやショップが価格改定を発表しています:
- 深雪アートフラワー
➡ 2024年11月から道具・材料の価格を順次改定予定
- ビバ工芸
➡ 2024年7月1日より一部商品の値上げ実施
- Chuko Online(日本紐釦)
➡ 2024年2月より一部商品の価格改定
今からできる!価格高騰への4つの対策
① 複数ショップの価格を比較する
楽天市場やYahooショッピングなどの通販サイトで、同一商品の価格差を比較しましょう。
② セール・アウトレット品を活用
年末年始・夏季・決算セールなどを狙うと、お得にまとめ買いできます。
また、在庫処分品や型落ち品もチェックしましょう。
③ 国内メーカー品を検討
輸入品は為替や輸送の影響を受けやすいため、国内メーカーの資材を中心に選ぶと安定性があります。
④ DIYでできる範囲を広げる
既製品を使うのではなく、資材を自作する・再利用するという工夫もコストカットにつながります。
おわりに
アートフラワーの世界でも、資材価格の高騰は無視できない問題となっています。
しかし、情報を集めて対策をすれば、予算内での制作は可能です。
これからも作品づくりを楽しむために、価格動向にアンテナを張りつつ、賢く素材を選んでいきましょう。
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