お菓子やコーヒー豆、小物の梱包に便利な「袋のシーラー」。袋の口をしっかり閉じることで、中身の劣化を防ぎ、保存性がぐっとアップします。この記事では、家庭でも手軽に使えるシーラーから、業務向けの高性能モデルまで、目的別にわかりやすく解説します。
【1】インパルス式シーラー|家庭用やハンドメイドにぴったり
特徴
電源を入れて押さえると、一瞬だけ熱を発生させて袋を接着するタイプです。加熱時間も短く、コンパクトで扱いやすいのが魅力。
対応素材
- ポリエチレン(PE)
- ポリプロピレン(PP)などの熱可塑性フィルム
メリット
- 手軽でリーズナブル(1000円台〜)
- 100均やAmazonでも入手可能
- 家庭でのお菓子の小分け、ハンドメイド作品の梱包に最適
注意点
- アルミ蒸着袋や厚手の袋には不向き
当店はこちらを使用しています。片手で簡単に挟んでスイッチが消える合図もあるので使いやすいですよ~。

【2】直熱式シーラー|厚手袋・業務用におすすめ
特徴
ヒーター部分が常時加熱されており、強い熱で封をします。アルミ素材など、溶かしにくい袋にも対応可能。
対応素材
- アルミ蒸着袋
- ナイロン袋
- 紙+PE加工袋 など
メリット
- 強力な密封力
- コーヒー豆や業務用パウチ袋にも対応
注意点
- 高温になるのでやけどや火災に注意
- 本体価格は1万円台〜とやや高価
【3】真空パック機|脱気+密封で食品長持ち
特徴
袋の中の空気を抜いてから密封するタイプ。酸化やカビを防ぎ、長期保存に適しています。
対応素材
- 専用エンボス加工袋
- 一部のナイロン袋
メリット
- 食品保存に最適
- コーヒー豆、乾物、冷凍食材などに大活躍
注意点
- 粉ものや液体には注意(吸い込みの恐れあり)
- 専用袋が必要な場合もある
当店は最初はこのタイプを使用していました。しかしなかなか同じ形にすることが難しく、梱包用のダンボールに入らないことがありクリップタイプに変更しました。

【4】シーラー選びのポイントまとめ
- 袋の素材を確認:透明なPE袋→インパルス式、アルミ袋→直熱式
- 使用頻度:たまに使う→家庭用、頻繁に使う→業務用
- 安全性:直熱式は高温注意!小さなお子様がいる場合は特に注意
【5】おすすめシーラー3選
- インパルス式(家庭用):「パリっとシーラー(100均/Amazon)」
- 直熱式(業務用):「富士インパルス シリーズ」
- 真空シーラー:「アイリスオーヤマ VPF」「フードセーバー」
まとめ
袋の密封は、保存性だけでなく見た目の清潔感にもつながります。使用する袋の種類や頻度に応じて、最適なシーラーを選びましょう。家庭でも簡単に取り入れられるので、ぜひお気に入りの1台を見つけてみてください!
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