母の日といえば、カーネーションを贈る習慣が広く知られています。でも、実はカーネーションの色ごとに込められた意味があるのをご存じでしょうか?
今回は、母の日に贈るカーネーションの由来と、色別の意味についてご紹介します。
なぜ母の日にカーネーションを贈るの?
母の日にカーネーションを贈る習慣は、20世紀初頭のアメリカで生まれました。
「アンナ・ジャービス」という女性が、亡き母を偲び、教会で白いカーネーションを配ったことが始まりです。
彼女の活動がきっかけとなり、1914年にはアメリカで正式に「母の日」が制定されました。
カーネーションには「母の愛」「無償の愛」という意味が込められており、母の日の象徴的な花として世界中に広まりました。
カーネーションの色別の意味
カーネーションには色によって異なる花言葉があります。母の日のプレゼント選びにも、色の意味を意識してみましょう。
赤いカーネーション
- 意味:母への愛、感謝、情熱
- おすすめシーン:お母さんに感謝の気持ちを素直に伝えたいとき
母の日にもっとも一般的に贈られる色です。
ピンクのカーネーション
- 意味:感謝、温かい愛情、上品
- おすすめシーン:やさしく包み込んでくれるお母さんへ
可憐な印象で、人気が高いカラーです。
白いカーネーション
- 意味:亡き母への尊敬、純粋な愛
- おすすめシーン:天国のお母さんへ想いを届けたいとき
現在では、贈る際に注意が必要な色とされています。
黄色いカーネーション
- 意味:友情、軽蔑(※)
- おすすめシーン:友人へのギフトにはOK。母の日には避けるのが無難
※黄色は本来、友情を表す意味もありますが、カーネーションではあまり良い意味を持たないので注意しましょう。
オレンジのカーネーション
- 意味:純粋な愛情、熱意
- おすすめシーン:元気なお母さんにぴったり!
明るく華やかな色合いで、近年人気が高まっています。
カーネーション以外のお花も人気!
最近では、カーネーションに加えて、バラやガーベラなども母の日ギフトに選ばれています。
でもやっぱり、**「母への感謝の象徴」**といえば、カーネーションが一番しっくりきますよね。
まとめ|色に想いを込めて、最高の母の日に
カーネーションの色には、それぞれ大切な意味が込められています。
お母さんのイメージに合わせたカラーを選んで、感謝の気持ちを花に託してみてください。
「ありがとう」の言葉とともに、心のこもったカーネーションを贈れば、きっと忘れられない母の日になるはずです。
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