やるきっかけ
これまで、生豆100gの手網焙煎をコツコツ練習してきました。
100gの焙煎は、何とか様になってきました。ここらで・・
いつまでも100gではなくて、ここらで200gの手網焙煎をやってみようと奮起し、チャレンジしてみました。
焙煎する生豆の種類
今回焙煎する豆は、エチオピアのシダモG2です。
エチオピアは、コーヒー豆の生まれの地とよばれているところで、原種に近い豆です。
分量は生豆の状態で200gです。
じっくり見ると・・多いですね。
この状態からハンドピックを行いました。ハンドピックについては、こちらをご覧ください。
グラム数は194gとなりました。
この後流水で豆の洗浄をじっくりと行い、キッチンペーパーで余分な水分を除去します。
この工程で豆は十分綺麗になり、チャフも落ちています。完全というわけにはいきませんが。
焙煎開始
焙煎を開始します。フルシティーローストまで焙煎を進めてみたいと思います。
動画を作成しました。
手網を使い、カセットコンロで焙煎をしています。
200gを焙煎していますので、なかなか豆の量が多いです。
焙煎結果
焙煎した結果、豆の重量は150gとなりました。
ハンドピックからの残存率は、194g→150gとなり、77.3%でした。
約20%減ると見込まれることから、やや少ない状況ではありますが、狙い通りの重量ではないでしょうか。
フルシティーローストまで焙煎を進めたので、少々重量が減ってしまったのかもしれません。
まとめ
今回は、フルシティーローストまで焙煎を進めたこともあり、水分が思ったよりも抜けた結果、残存率が低い結果になりました。
しかし、焙煎については、満足のいく出来であったと思います。
課題
これからの課題を考えました。以下の通りです。
- 生火(コンロなど)を使う際、チャフがはがれ、それに火がついて舞います。火災にはならない規模のものですが、火の粉が散ることは十分に気を付けないといけません。
- カセットコンロを使用するとなると、カセットガスの使用量が今回の焙煎で約半分を使用しています。焙煎が多くなると、カセットガスの使用量も増えてくるのでコストもかかります。何か対策を考えないといけないかもしれません。
- 手網焙煎は、火の粉が飛ぶことから屋内で焙煎作業をすることはお勧めできません。となると屋外になるのですが・・これから夏を迎えた時の熱気対策、冬を迎えた時の寒さ対策が必要となります。
- 季節(外気温)が変わってくると、当然焙煎を進める温度も変わってきます。夏になれば焙煎が早く進み、生の状態が残ってしまうかもしれない、冬になると、温度が上がらず焼きが甘くなるもしくは、香りが飛んでしまう、などあります。これらの対策が必要ですね。
色々書いてしまいましたが、焙煎は楽しい!
つらつらと課題みたいに書きましたが、でも!でも!手網焙煎楽しいです!
ぜひ機会があれば一度やってみてください。はまりますよ。
では、またお会いしましょう!
最後に。
最後までご覧いただきありがとうございました。
コーヒーの焙煎は決して難しい物ではありません。
ましてや、自分で焙煎したものを美味しくいただけることは何よりの幸せではないでしょうか。
コーヒーの焙煎度について解説しています。
フライパン焙煎について解説しています。
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