ずっと自分達に合う焙煎機を探していました。
条件としては、やはり、価格。あまり高い焙煎機は買うことができません。
次に、直火焙煎でもいいのですが、遠赤外線の焙煎がいいなと思っていましたので、遠赤外線で焙煎ができるもの。
最後に、あまり煙を出さないもの。できれば手軽なもの。
これらの条件を満たす焙煎機を探していたところ、つい先日ひょんなことから焙煎機を見つけました。
陶器製の焙煎器で、遠赤外線を出してその熱で焙煎を行う。
で、コンパクトで可愛い(これがいちばんの決め手かも・・)
これらの全ての条件を満たしている焙煎器を見つけました。
京都府宇治市にあるそうで、即焙煎体験を申し込み、行ってきました。
(まさしく一目惚れって感じでした)
で、先日、体験に突撃してきた模様をお届けします。
〜暁陶房さんへ焙煎器「珈悦Candy」の体験に行ってきました!〜
今回はそのレポートです。
暁陶房さんって?
暁陶房さんの正面玄関です。
オレンジ色や黄色に写っているのが、珈悦シリーズです。
丸くて可愛いですね。
珈悦シリーズです。
珈悦は3つの種類があり、小さい方から、珈悦Candy、珈悦Smile、珈悦Jupiterとなります。
一番大きいJupiterともなると、1kg近く焙煎できるそうです。
暁陶房さんは、京都府宇治市炭山に工房を開いていらっしゃる陶芸工房さんです。
以下ホームページより
暁陶房は、
「京焼・清水焼」の伝統を基礎にし、
「伝統に甘えず、伝統に縛られない」もの作り
を心がけています。
いろいろな分野の技術技法を取り入れ、
「陶」をメイン素材とした、
常に新鮮なものを生み出し続けたい
と思っています。
笹谷 博 H. Sasatani (雅号 飛露)
1950年 京都市生まれ
京都市立 洛陽工業高校 電子工業科卒業
京都府立 陶工職業訓練校 図案科卒業
京都市工業試験所 技能養成所卒業
工美展 入選
京展 入選
京都市クラフト展 入選
全国青年伝統工芸展 優秀賞受賞
Made in KYOTO ベストデザイン賞 入選
京焼・清水焼展 入賞
工芸都市高岡クラフトコンペ 入選
協同組合 炭山陶芸 理事長を14年間務める
2010年 フランクミューラー社の依頼で葉巻用灰皿を制作
2015年 細見美術館 茶室 古香庵 にて 二人展
2021年 第一美術選抜京都展(京都市京セラ美術館にて)出品
2022年 第一美術関西展 等に出品
公益社団法人 宇治市観光協会 理事
炭山陶器まつり実行委員会 会長
協同組合 炭山陶芸 相談役
笹谷 茂文
1977年 京都生まれ
京都府立 陶工高等技術専門校 成形科卒業
2022年 第一美術関西展 出品
2023年 第92回 第一美術展 入選
珈悦Candyとは?
珈悦Candyは、暁陶房、笹谷氏が開発、作成した焙煎器です。
この焙煎「器」は、機械で動くものではありませんので、焙煎「機」ではなく、焙煎「器」となっています。
珈悦Candyは、陶器製であることから、熱せられることにより遠赤外線を出します。
コーヒー豆を珈悦Candyの内部に入れ、遠赤外線の熱で焙煎をしていくことになります。
遠赤外線というと、炭火と同じですので、珈悦Candyの焙煎も炭火焼焙煎と同じ効果が、あります。
具体的には、焙煎した豆は、大きくふっくらと仕上がります。
味わいは、香り高く、コクもあり、酸味が特徴の豆は、程よく酸味がでてきます。
私達が望む焙煎器で、考えられる焙煎器では、最高の物だと思います。
珈悦Candyの特徴
珈悦シリーズの中で、一番小さいCandyですが、それでもおおよそ100gから200gの焙煎をすることができます。
焙煎の方法
珈悦の焙煎は、まず、本体を温めます。
180℃ぐらいになったところで、コーヒー豆を入れ、その後は一定のペースで珈悦を回していきます。
内部で、コーヒー豆が攪拌され、徐々に熱が伝わり焙煎が進んでいきます。
およそ10分程度で焙煎が完了し、好みの焙煎度合いでコーヒー豆を取り出します。
後は、冷却を行って完成となります。
極上のコーヒー豆の完成です。
実際に焙煎の様子を動画でご覧ください
最後に
この「珈悦Candy」ですが、私的にはとっても気に入り、その場で予約してしまいました。
遠赤外線での珈琲豆の焙煎が素晴らしいですね!
コーヒー豆だけでなく、ナッツの焙煎などもできるということなので、購入後はチャレンジして見たいと思います。
私が目指す、焙煎のすべてがそろっていた焙煎器でした。
買っても後悔のない、素晴らしい焙煎器ではないでしょうか!
形もかわいいですし、チャフが飛び散らない、火の粉が舞わない、ガス代が節約できる、屋内で焙煎できると、自分の求めるところがありました。
もし、このブログをご覧になり、興味を持たれた方は、一度、「暁陶房」さんへお問い合わせください。
最後までご覧いただきありがとうございました。
今回の動画から編集ソフトが変わりました。ですので、ありさんはあたふたしながら編集作業を行っています。
もし見苦しい点などございましたら、ご容赦ください。
それでは、また次回お会いしたいと思います。
下のコメント欄からコメントいただけたら嬉しいです。
また、いいね!などもいただけたらとっても嬉しいです!
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